オフシーズンにはストレッチングで身体づくり

ストレッチングにはいくつか種類がありますが、反動を使わずにゆっくり時間をかけて筋肉を伸ばすスタ

ティックストレッチングが広く行われています。スタティックストレッチングは、スポーツをする前のウォーム

アップや運動終了後のクールダウンに有効なだけでなく、生活の中で行えば、筋肉をほぐす効果のため

に肩こりなどの解消に役立つほか、神経の興奮を抑える働きから不眠解消効果も期待できます。

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【脚のストレッチング】
@ふくらはぎのストレッチング A大腿内側のストレッチング
脚を前後に開いて、後ろの脚のふくらはぎに軽い伸展が感じられるようにストレッチを20秒。さらに強い伸展を20秒、続けて行うと効果的。 背筋を伸ばして床に座り、足の裏を合わせて膝を広げる。両肘を使って脚を押し広げるようにしながら身体をできる範囲で前屈し20秒キープ。
B大腿内側と裏面のストレッチング C臀部のストレッチング
両足を開いて座り、静かに息を吐きながら上体を前屈して20秒キープ。この時、背筋や膝が曲がらないように注意する。 あぐらをかいた姿勢から右脚を左脚の外側にかけ、左肘で膝を押さえて体をひねり20秒キープ。反対側も同様に。
D大腿前面部のストレッチング E体側と臀部のストレッチング
両足を伸ばして座った姿勢から足の甲が床に付くようにして膝を曲げ、そのまま上半身を後ろに倒していき、大腿四頭筋を伸ばす。最初はできる範囲で体を倒し、慣れてきたら仰向けに寝た姿勢まで後ろに倒す。腰が浮いたり反り返らないように注意。20秒キープしたら反対の脚も同様に。 仰向けに寝た姿勢から右脚の曲げた膝に左手を当てて左側に倒していく。顔は右向きにし、右手は肩が浮かないようにして横に伸ばして20秒キープ。反対側も同様に。

【肩・腕のストレッチング】
F肩の後ろのストレッチング(三角筋と肩周辺) G上腕のストレッチング(上腕背部)
片方の腕を胸の前で伸ばし、もう片方の手で肘をかかえるようにして胸に押し付け20秒キープ。 片腕の肘を曲げて反対側の肩にふれるようにし、もう片方の手で曲げた肘を下方(背中の方)へ押して20秒キープ。
H前腕のストレッチング(前腕屈筋群の手入れ)
手のひらが上に向くようにして片腕を伸ばし、もう片方の手で指先を下方へ引いて20秒キープ。
≪ストレッチングに対する疑問・質問≫
Q:「スタティックストレッチングを正しくマスターするには、どんなことに気をつけたらよいのでしょうか。」
A:一番大切なことは心身をリラックスさせた状態で行うことです。そのために筋肉を伸ばしている間は、呼吸を止めないで自然な呼吸を続けることです。また、伸ばす程度も痛みがでる少し手前でキープして下さい。一つのストレッチングに20秒前後の時間をかけるとよいでしょう。

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