リラクゼーションの快適体操

現代はストレス社会といわれ、みなさんも多かれ少なかれ、心に緊張と疲労を溜めていることでしょう。そういう状況が続くと、筋肉が硬直してきて“体がコチコチ”という状態になってしまいます。
そこで今回は、ちょっとした時間があれば簡単にできる、ストレス解消のための体操をご紹介しましょう!

【ワカメ体操のやり方】
 海の中で、ゆらゆら揺れるワカメをイメージしてください。上半身も下半身も左右にゆらゆら揺らしながら、体の上下運動を繰り返します。見た目は楽そうでも、じつは意外にきつい運動で、ひざの柔軟性を養う効果もあります。
@頭の上で手を合わせ、足は肩幅ていどに開いてかまえます。
Aひじの力を抜き、左右に体を揺らしながら、ひざを曲げてゆっくり沈んでいきます。
Bひざが曲がりきるまで沈んだら、やはり体を揺らしながらもとの状態まで戻ります。最初は自分ができる回数からはじめて、慣れてきたら七、八回繰り返す。
【うまく行うためのポイント】
・手の動きは、合わせた手でS字を書くような要領にします。
・左右のひじは、脇腹をこすっていくように動かします。
・肩、ひじの力を抜いて、関節をいっぱいに動かします。
【バリエーション】
 ワカメ体操の応用編で、手を合わせないで、手を肩幅に開いて上げた姿勢から、ワカメ体操と同様に左右に体を上下に繰り返します。
左右への揺れが大きくなるので運動としてはきつくなります。
【波の運動のやり方】
寄せる波、返す波の流動的なイメージで行ってください。腕の動きが少し複雑ですが、マスターしてしまうと、動きが心地よくてちょっと癖になりそうな運動です、
@関節の力を抜いてリラックスした姿勢で立ちます、
A腕を胸の前でぐるりと回転させながら、少しずつひざを曲げて沈んでいきます。首やひざの力を抜いて、腕の動きに合わせましょう。
B下まで沈みきったら、こんどは腕を逆に回しながらもとの状態に戻ります。
(慣れてきたら七、八回をめどに繰り返す。)

うまく行うためのポイント
・立った姿勢から沈む間の手の動きは、手の平が見えています。
・逆に、沈んだ姿勢から立ち上がる間は、手の甲が見えています。


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