Track 1 | Track 2 | Track 3 | Track 4 | Track 5 | Track 6 | Track 7 | Track 8 | |
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V1 | Dr Lch | Dr Rch | Bass | Drive Gt | Vo1 | Vo cho | Syn Lead [Intro 0:13] [Solo 1:41] | Strings |
V2 | MIX.1右 T3V1 〜 T8V1 | MIX.1左 T3V1 〜 T8V1 | ||||||
V3 | MIX.2右 T1V1,T3V2 | MIX.2左 T2V1,T4V2 | Syn 裏メロ | |||||
記録的な大型台風第18号直撃後の為、エアコンが故障中。
搬入時には20分ほど停電し、ビルのエレベーターも停止。本日の作業も危ぶまれたが、なんとか作業開始前に復旧した。
ありがとう沖縄電気保安協会。雨降ってたけどビリビリしなかった?
■音源と接続経路
(1)主な接続
YAMAHA QY70 → TascamPB30 → Aphex107 → VestaxSL201mk2 → Aphex109 → VS880
QY70のライン出力がミニステレオジャックの為、Aphex107への接続ケーブル(Phone対XLRコネクタ)変換を行う為にTascamのパッチベイを挟む。 しかしこのパッチベイは価格も安くどこでも見かけるが、音ヤセするのでなるべくなら使いたくない。 ちなみにQY70からプリアンプまでのコネクタ接点は以下のとおり。
1点.ミニステレオジャック → 2点.ピン−フォン変換コネクタ → 3点.パッチベイ入力 → 4点.パッチベイ出力 → 5点.フォンコネクタ → 6点.キャノンコネクタ → 7点.プリアンプ
1.5メートルくらいでも形状変換コネクタを挟むと7個になる。 それぞれ金属溶接していれば劣化も最小限かもしれない。
これを次回までに、1.ミニステレオジャック → キャノンメス のケーブルを作らねば。
でも実際の話、2つの接続パターンを並べてABテストのように聞き比べたら接点の少ないほうが音がいいけど時間を置いて別々に聞いたら違いはわからない。
こだわりの問題だな。
ここは全方向スピーカーとかハンダ付けゼロのオーディオアンプを作っているところ。 沖縄市の「喫茶ボイデン」のスピーカーもここの施工だ。 オーナーはアコースティックMのギタリスト知名勝さんの兄貴。 この工房は低温電気溶接(名称は忘れた)で特許を取得していて、電気部品の接合に鉛ハンダではなく「ジジジ」と溶接をするのだ。 話によると、アンプ内だけでもハンダ付けの個所は50個以上あり、これが信号劣化の原因らしい。 普通に手に入る部品を使っても溶接して組み立てれば、特に高音域(シンバルなど)やピアノの低音が伸びるそうだ。 以前に我輩も試聴したが、まさにその表現がぴったり。 特製アンプはティッシュくらいの大きさで、ボリュームが1個付いてるだけ。 これに有り合わせのカーステレオのスピーカーを接続して聞いたが、ホントにいい音だった。 でも故障したら部品交換どうするのかな。 グラインダーで削るのかな。 |
■状況1:カラオケパートの作成
始めはカラオケの作成。 13:00 〜 16:00ごろまで。
スタートしてすぐに問題発生。 この曲は導入部でシンセのSEがテンポ40BPMくらいで入り、徐々にテンポアップして歌が入るころには165BPMまでになる。 そうなるとVS880は苦手だ。
VS880はテンポが一定の曲であれば、VS880がクロックマスターとなり、内部で指定したテンポで他のシーケンサーにタイミング信号(MIDI CLOCK)を送出できる。 が、徐々に変化するなら、1000分の1秒で区切った小節内にテンポ変更情報を入力しないといけない。 理屈は納得しているのだが、時間もかかるし徐々に変化する曲の場合は00分00秒0241でテンポ40、00分05秒2200でテンポ45、と入れるのは現実不可能と判断。
マニュアル120ページにある「使いこなしアイデア:アナログMTRをコピーする」の項を参考にして、2台同時に再生ボタン、録音ボタンを押して手動操作を行う。
このとき各トラックに目印になる信号(カウベル)を毎回入れて、録音すれば、全トラック鳴らした時にカウベルは1回だけ(コン!)と鳴るはずである。 どちらかのタイミングがズレればコンガが「ココン」とかになるはずだ。
QY70は16トラック構成の音源内蔵シーケンサーだ。 今回の曲は16トラック全てが演奏で埋まっている訳ではないので、11トラックにコンガを入れ、録音対象パートと、11トラックを同時に鳴らす。いいトラックは先頭小節にカウベルが入っているだけで、あとは無音。
QY70は[プレイ]、VS880は[REC]を同時に押す。 ズレもダブリングディレイ(40ms)程度のズレなら演奏上問題無いと判断し、次々とパートを録音。 結果、VS880の[PLAY]を押すと録音時の微妙なズレが重なって8人くらいが同時にカウベルを叩いたような太いカウベル音が出来上がった。
ふと「これがカスタネットならナイアガラレコード(大滝永一)みたいなサウンドになるのかな」と考えてしまう。
■状況2:ボーカルの録音
野田君の録音を担当するのは今回が初めて。 なので、SM57とNT2の2本で同じパートを歌ってもらい、
録音テストをしてみる。
SM57は低音が強調されているように聞こえ、NT2はクリアに聞こえた。 SM57の感触も捨て難いが今回はNT2を使う事とした。
NT2のセッティングは、野田君の鼻の上から口元を狙う感じでセッティング。 ポップガード(風除け。金魚すくいみたいなヤツ)は使わない。 声がこもるから。
唇からマイクまでの距離は15cmくらい。
録音してみると、低域がモワッとした感じ。 ハイパスフィルターを入れてもあまり変化なし。
EQ処理は次回の課題とした。
読んで字のごとく「高音域のみ通すふるい」のこと。 マイクを処理する機器にはだいたい付いている機能だ。 反対にローパスフィルターもあるが、あんまり見かけたことはない。 合奏の全体を収録する場合など全ての音域が必要な場合は使わないが、床の響きとか風(息など)が回り込む時の低音が不要なときにONにする。 すると80Hz以下(ボボボンンンと聞こえる音域)が鋭くカットされるため、特にボーカルの場合はすっきりする。 ドラムセットの録音でスネアにマイクを向ける場合、バスドラムの回り込みを消したい場合もONにする。 ベースやギター、シンセではあまり使わない。 カッティングギターにはいいかも |
アップテンポの曲。車でドライブする内容だ。
全体的に歪みっぽく作る。 歪みはAphex109をオーバーロードぎみにして効果を出す。
シンセベースはダイナコンプで思いっきり潰して低域をかなり強調した。
■本日のトピックス
缶ビール4本とツナ巻きをP.O.Pよりいただく。 ゴチ!
その他スタッフ
東江氏(介護)、知念氏(運転手)