Track 1 | Track 2 | Track 3 | Track 4 | Track 5 | Track 6 | Track 7 | Track 8 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
V1 | Dr Lch | Dr Rch | Bass | ストリングス L.ch | ストリングス R.ch | エレクトリックピアノ | ストリングス風コード弾き | オルガン |
V2 | mix1 Lch(ドラム無し) T3V1 〜 T8V1 | mix1 Rch(ドラム無し) T3V1 〜 T8V1 | Se-Honda ドラムLch | Se-Honda ドラムRch | 野田Vo 1 サブ | 野田Vo 2 OK | ||
V3 | 5人コーラス | |||||||
V4 | mix2 Lch 歌抜きのバーチャ3まで | mix2 Rch 歌抜きのバーチャ3まで | Gt1 | Gt2 | 教会ベル | |||
■音源と接続経路
(1)主な接続
YAMAHA QY300 → Aphex107 → VestaxSL201mk2 → Aphex109 → VS880
今回で同期に関する説明は終りにする。まとめ気分でレッツゴー! あとの工程で各パートの音量バランスや音質を変更出来るように各パートを別々に録音していく。 今回も曲の途中でテンポが変化するため、VS880をマスタークロックとした完全同期ではなく、演奏開始のみ同期させ、曲の最後まで運転する方式とする。 同期手順は、VS880 のMIDIポートからMIDIクロックを送出し、QY300を演奏スタートさせる。 QY300は自身のテンポで運転し、VS880はスタート、ストップ、テンポ算出基準となるMIDIクロックの送信のみとする。 曲の先頭から通して運転するなら、VS880側のプレイボタンを押すことで、スタート信号が自動的にMIDIポートから送出される。これを受けたQY300が同じタイミングで演奏を始め一応の同期は出来る。 しかし、曲の途中から再生させるとお互い表示している先頭からの経過小節数や拍は一致しているが、演奏が微妙にズレる。 これは、VS880が時間(1000分の1秒)で管理しているのに対し、QY300は楽譜上の拍数が管理単位の為だ。 1拍よりも小さい区切り(小数点が付く拍数)をVS880から指示されてもQY300は近似値の拍に位置するためだと思う。 お互い目盛りが違うのだ。(人間関係でもよく見受けられる)
|
■状況1:カラオケパートの作成 13:00-15:00
今回は、QY300の内部トラック構成表を東江君が作ってきてくれたので作業がやり易い。
曲で使用されている楽器が一望できるので、VS880に演奏を記録する時に次の作業を見越しながら進められる。
こちらも滞りなく終了。快調 快調
■状況2:シンセドラムの録音 15:00-16:00
本日の移動車運転手のSE-honda氏がYAMAHA DTXというシンセドラムを持ってきた。
彼は本日初めてこの曲を聞くらしいが、タイコを叩いてもらう。 QY300と同じYAMAHAなので元の演奏とSE-honda氏の演奏は音的に絡みがよい感じがした。
ぶっつけ本番なので、そのまま採用ではなく要所要所の演奏をコピーして使うこととした。
■状況3:ボーカルの録音 16:00-17:30
前回通りのセッティング。 最初はピッチを1音半くらい落として録音。 その後に元のピッチにして録音したバージョンをOKテイクとした。
手前では野田君練習中、奥で居眠り中は我輩
■状況4:コーラス隊の録音 17:30-18:00
私の提案で、エンディングのサビは大勢のユニゾンコーラスを入れることにした。
彼等の介助や車椅子用バンの運転手など含め6人で16小節録音。これを2回行う。
これの定位(音の位置)を左と右に振り切ってスピーカーから出せば、擬似的に12人コーラスが完成。
6人分のヘッドフォンが無くマイクの横にスピーカーを置いて鳴らしながら歌ってもらったので、声意外にカラオケパートがマイクに入り込んでいる。 そのまま他のパートとミックスすると低域が濁る印象があったので、再生時には低音域を大幅にカットして、声の音域だけ強調するようにする。 これでコーラスがすっきりしたが、今度はサ行が目立つんだよなぁ。(シビランスというヤツね)
コーラス処理は難しい。
■状況5:エレキギターの録音 18:00-19:00
野田君が赤いエレキを持ってきた。
エピフォンというメーカーで、ギター本体が空洞になっていて、音が出る穴が前面に2個ある。 ちょうどバイオリンみたいな感じ。
エレキギターに木材の鳴りを取り入れる構造で、明るく乾いた音がする。
なので、エフェクターで激しく歪ませるよりもギターアンプを大きい音量で鳴らした時のやわらかな歪みが楽曲にマッチするであろう。
サンズアンプにはスピーカーが付いていない。 この機材はギターアンプに繋げた時の音を再現する機材なのだ。 エレキギターはレコーダーに直結するとペチペチに軽い音となるが、ギターアンプで鳴らして初めて楽器の音になる。 ギターアンプもギターがよく歌うように中音域を強調したクセのある音作りとなっている。 (ギターアンプにエレキギターではなく、CDを繋ぐと歪みっぽくてAMラジオみたいな音になる) 名器と呼ばれるギターアンプは高いので簡単には買えない。 さらにボリューム8目盛りくらいで一番いい音で歌うように設計されている製品が多いので、大きい音が出せない日本の住宅事情ではアンプの性能を発揮する使用方法は無理。 他人には騒音だ。 そこで、スピーカーで鳴らしてマイクで拾った音を電気的に再現させる機材の登場。 |
ドラム、ベース、ギターはコンプレッション(音の強弱の圧縮)を強めにして、あえて平坦な感じにする。
ベルやコーラス隊はクリスマスソングの王道「しんしんと遠くから鳴っている」ように。
ジョンレノンのハッピークリスマスと山下達郎サウンドの風味が出せたらいいけどね。
ところどころ過入力(ピーク)のノイズが入ってしまった。 編集時に除去できるかなぁ...最悪は録音やり直し。
そのときみんなになんて言おう...
■本日のトピックス
缶ビール1本とおにぎりをP.O.Pよりいただく。 おいしゅうございました。
ゲスト
SE-HONDA氏(ドラム)、miyu女史(コーラス)+比嘉氏(コーラス)+知念氏(コーラス)